手術費用は 片眼¥200,000、両眼¥400,000 です
(術後3ヶ月までの診察検査料を含みます)
(術後3ヶ月までの診察検査料を含みます)
ICL(インプランタブルコンタクトレンズ)
ICLとは、眼内コンタクトレンズで目の中にレンズを入れて、近視・乱視を矯正する治療です。
1997年に欧州、2005年に米国で承認され、2010年に日本でも厚生労働省の承認を受けています。
レンズの素材は、HEMAとコラーゲンの共重合体素材の『コラマー』で目に優しい生体適合性の高い素材です。ソフトコンタクトレンズのように柔らかい無色透明で紫外線をカットする機能もあります。
このレンズを黒目(虹彩)の後ろ側と水晶体の前面の間に固定します。(後房型フェイキックIOL)
≪適応≫
- 近視や乱視の強い方
- 当院では20歳~39歳の方
≪適応外≫
- 当院では20歳未満の方、40歳以上の方
- 前房深度が2.8㎜未満の方
- 散瞳不良の方
- 妊娠中、授乳中の方
- 全身疾患をお持ちの方(重篤な糖尿病、膠原病等)
- 緑内障、白内障等の目の病気をお持ちの方
特徴
- 角膜を削らないので、角膜の薄い方、強度近視の方でも手術が受けられる。
- レンズの手術後のお手入れやメンテナンスが不要。
- 万一、必要が生じた場合はレンズを取り出すことも可能。
- 角膜の形状がほとんど変わらないので、ハロー・グレアの出現が少なく夜間の見え方が良好。
- シャープで鮮やかな見え方が期待されます。
術後に起こりうる症状
- 白内障になる可能性があります。
- レンズがずれる可能性があります。→レンズを取り出し入れ替える必要があります。
- ハロー・グレアが出現する可能性もあります。(角膜の形状はほとんど変わらないので数ヶ月で慣れることが多い)
- 緑内障になる可能性があります。
- ドライアイ
- 飛蚊症
- 網膜剥離
- 虹彩炎
手術の流れ
① 術前処置(当日)
散瞳薬で瞳孔を広げ、点眼麻酔をします。
②ICL挿入
角膜の縁を約3㎜切開し、ICLを挿入します。
③ICLの位置の整復
ICLを虹彩と水晶体の間に設置します。
④終了
瞳孔を収縮させ手術終了です。
術後は、医師の指示に従い点眼薬・内服薬をご利用ください。
※手術は両眼同日が可能です。手術時間は、両眼で20分程になります。
パワー
近視 -3.00~-18.00 D
乱視 +1.00~+4.50 D