VERIONイメージガイドシステム

VERIONイメージガイドシステム

当院では、白内障手術の約20〜30%が乱視用眼内レンズを使用しています。乱視用眼内レンズの場合、手術中の乱視軸の正確な位置決定が術後視力に影響します。

VERIONイメージガイドシステムは、白内障の手術における術前検査から、手術中の顕微鏡下オーバーレイ表示による術者補助までを含む、統合された医療補助システムです。このシステムによって、より一層精度の高い乱視軸位置決定がおこなえ、良好な術後視力が期待できます。

手術前

  • 角膜屈折力、乱視軸、眼表面の特徴の測定
  • 測定値に基づき眼内レンズの度数、乱視軸度数等を算出

手術中

  • 術前に計画した切開位置、前嚢切開位置、IOL中心固定位置、乱視用眼内レンズ軸等を顕微鏡下にオーバーレイ表示して、術者を補助します。

顕微鏡下に乱視用眼内レンズの乱視軸をオーバーレイ表示したところ